初めての株式投資。初心者でも稼げるテクニック。

・「オプション取引」「OP取引」とは?

初心者の方にとって、仕組みは難しいですが、
知れば面白いオプション取引!について解説していきます。
オプションは略してOP表記されることもあります。
コールはC、プットはPと略して表記されることもあります。

 

オプション取引を知ろう!

株取引の初心者の方にとってオプション取引は少し難しいです。
解説のウェブサイトやら書籍やらではよく「買う権利を買う」だとか、
「売る権利を買う」「買う権利を売る」のように言われていて、
頭の中がごちゃごちゃしてしまう人も多いでしょう・・・。私も最初はそうでした。

 

その状態で「プレミアム価格が〜」と言われても
さらに混乱するだけだと思いますので、
なるべくわかりやすい表現で、具体例を出しながら
紹介していこうと思います。

 

「権利」の売買とは?

上記のように、買いの権利を売るだとか、
売りの権利を買うだとかだとごちゃごちゃするので、
まずは「買いの権利を買う」ことについて見ていきましょう。
買いの権利を「コール」と言います。
なので「買いの権利を買う=コールを買う」ですね。
このコールを買うときの代金に当たるものがプレミアムです。
コールを買うときは代金(=プレミアム)を支払います。

 

わかりやすくするために、
日常生活に置き換えて考えてみましょう。
コンビニで100円の飲み物が販売されています。
この飲み物の価格は現在は100円ですが、
リアルタイムで価格が変動していきます。

 

★先物取引の場合は、100円で仕入れて、
110円になったとき売れば差額10円が
利益になる・・・という戦略がとれますね。
ここで飲み物の価格が90円に下落すると
差額がまるごと損失になりますね。★

 

一方オプションは、わかりやすく言うと「予約」です。
この例で言うと、飲み物を100円で予約することです。
予約時に一定の頭金を支払います。これがプレミアムです。
110円に上昇した場合利益になるという仕組みはそのままに
下落した場合は予約をキャンセルすれば良いだけなので、
最初に払った頭金(プレミアム)だけが損失となり、
それ以上は損失が広がることがありません。

※この上記例は、初心者の方にわかりやすく説明するというために
調整して表現していますので、厳密には異なるところもあります。

 

では、飲み物の例えを理解できたら、今度は実際に
日経平均株価を使って考えてみましょう。

 

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★★ちなみに先物の解説ページでも申し上げましたが、
日経平均先物のラージは1枚が1000倍なのでプレミアムは
上記の例の場合、1枚で510円×1000円=510,000円に当たります。★★

 

オプション取引のポイント1「権利行使価格ごとに取引できる」

上記の例では日経平均18000円についてのコールオプションです。
この他にも様々な行使価格でのオプションが取引できます。
例えば17000円や19000円のコールなどがあります。
現在の日経平均株価が18000円だとすると、
17000円コールは既に利益からのスタートで
19000円コールは損からのスタートになる!?
・・・とはなりません。
実際に2015年09月14日では
18000円コールのプレミアム510円に対して
17000円コールのプレミアムは1150円、
19000円コールのプレミアムは165円で取引されていました。
オプションは釣り合ったプレミアムで売買されます。

 

プレミアムは時間の経過と共に減少していく。

プレミアムは時間の経過によって減少していきます。
これをタイムディケイと言います。

 

例えば、現在の日経平均18000円の場合に、
19000円コールの権利行使まであと1か月ある場合と、
数日しかない場合では、価値が違います。
コールを売る側(日経平均上昇で損失が出る)からしたら、
長期間日経上昇の恐怖に耐えることになるなら
高いプレミアムをつけて売らないと割に合わないし、
あと数日で逃げ切りができてしまうという状況なら
プレミアムを下げないと買ってくれませんよね。
その価値がプレミアム価格を動かす要素となります。

 

そしてプレミアムはボラティリティの影響を強くうけます。

上記例で言うと、現在の日経平均株価が18000円であっても、
毎日300円近く上下するような荒い相場と、
毎日10円20円しか動かないような静かな相場では、
17000円コールの価値は違うのは感覚で理解できますね。

オプションのプレミアムはボラティリティの影響を大きく受ける

なので乱高下するような荒い相場では、オプションの取引が活発になり
遠く離れた価格のコールやプットでも高い値段で売れることがあります。

例えば日経平均大暴落の日には
「これからもっと下がる、もう日本株はダメだ!」と悲観的な参加者が
ずっと低い価格のプットを買ったりします。
(プットはコールの反対。コールが買う権利、プットは売る権利です。
 プットの買いは相場が下がるほど利益。プット売りは下落するほど損失。)

 

このときに冷静に「いや相場は混乱しすぎだ。数日後には落ちつき高値を取り戻す。」と
考えられる人はプットを高い値段で売って利益を出すことができます。

相場が乱高下するときはオプションの売買が活発になり、
それによって日経平均先物の売買も活発になるので、
乱高下が乱高下を呼ぶような展開になったりします。

 

オプションの買いは損失限定、利益無制限

オプションの買いは損失限定、利益無制限。
オプションの売りは利益限定、損失無制限。
これらはオプションの説明でよく言われています。

 

これだけを聞くとオプションは売りよりも買いの方が
有利なのでは?と思う方も多いでしょう。
事実、オプションの売りはリスクが大きく
初心者の方にはお勧めできません。
ただし実際には上記で申し上げたように、
釣り合ったプレミアムがついて売買されていますので、
どちらが有利、不利ということは一概には言えません。
しかし、オプションの売りの方がハイリスク
ということについては概ね間違いありません。

 

オプション取引のポイント2「相場が動かなくても損益が出る」

株取引や先物取引、FXやCFDなど・・・。
これら様々な取引の全ては価格が変動することが損益が発生します。
一方オプション取引はプレミアムの受け渡しがあるので、
原資産価格(日経平均株価)が変動しない場合にも損益が発生します。
株価が上がりそうにも下がりそうにもない・・・と予想されるときには、
株を買っても空売りしても利益が出せないので、
そういうときにはオプションの売りが有効であるとも言えますね。

 

 

ちなみに・・・上記しましたが、
オプションの売りはハイリスクなのでくれぐれも慎重に行いましょう。
オプションの基本的な構造とポイントは以上です。
さらに、これを理解できたら、オプション同士や先物との組み合わせなどで、
より高度な戦略がとれることを学んでいきましょう。
これについては次のページで解説してきます。