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・日経225先物取引とは?

 

個別の株取引に慣れてきたら知っておきたい「先物取引」

 

最近では色々な金融商品が出ていて、日経平均株価の先物取引だけではなく
NYダウ株価の先物取引やその他の指数など、様々なタイプの先物取引がありますが、
ここでは「日経225先物取引」について記述致します。

 

日経225先物取引

 

投資に慣れていない方は名前を聞いてもピンと来ないかもしれませんね。
簡単に結論から言うと「日経平均株価」を売買できるものです。
具体的に内容を見ていきましょう。

日経225先物取引のポイント1「少額から始められる。」

ちなみに、日経225先物ではラージとミニでサイズが分けられています。
ラージ1枚=ミニ10枚です。
ラージ1枚は日経平均株価の1000倍の値段を取引します。
ミニはラージの1/10なので日経平均株価の100倍ですね。

 

例えば日経平均株価が18000円だとすると、
ラージは1枚1800万円、ミニは1枚180万円の取引になります。

 

「一口買うのに1800万円!?高すぎる!」と思うかもしれませんが、
先物はもっと少ないお金だけで売買することができます。

 

具体的には2015年9月現在、ラージ1枚100万円前後、ミニ1枚10万円前後あれば
売買できます。これを「証拠金」と言います。
ちなみに証拠金は業者が設定し、相場の変動などによって
調整されていくので、その場その場で額が変わっていきます。

 

売買例

具体的な例を出した方がわかりやすいと思いますので、見てみましょう。
・日経平均株価18000円。
・証拠金はラージ1枚100万円。
・先物取引の口座の残高300万円。

(※1 ちなみに先物口座は株口座とは別個に開設する必要があります。)
(※2 日経平均株価と日経平均先物の価格は状況によって乖離する場合がありますが、
    わかりやすくするために、ここでは同一と仮定します。)

 

余力が300万円あるので、ラージを3枚買えます。
が、余力限界まで売買するのはリスクが大きいので
まずは1枚だけ買ってみましょう。
300万円のうち100万円を証拠金として、ラージ1枚購入します。
日経平均株価が100円上がり、18000円から18100円になりました。
ラージ1枚は日経平均の1000倍と上記しましたね。
つまり、1800万円から1810万円に上がったので10万円の利益となります。
もちろん、逆に日経平均が下がった場合は損失となってしまいます。
ミニの場合はラージの1/10なので、ミニ1枚を買い建てた場合だと、
日経平均100円の上昇で1万円の利益となります。

 

この例の場合、日経平均が1000円上がれば、購入に充てた資金が2倍になり、
逆に1000円下がった場合には資金が全て溶けてしまうことになります。

このように先物取引にはレバレッジ効果があり、
小さな資金・値動きでも大きなリスク・リターンをとれるようになっています。

 

個別株の信用取引では資金の約3倍の規模の取引ができますが、
日経平均先物ではそれを上回る規模のレバレッジですね。(上記例で言うと18倍ですね。)

 

 

 

日経225先物取引のポイント2「取引時間が長い」

個別株の取引きでは平日の9時〜15時であり、
日中に時間がとれない方は機敏な取引ができないのが現状です。
(※ PTSなどの夜間市場で一応は売買ができますが、参加者が少ない等、
日中のザラ場での取引より不利な取引となることも少なくないです。)

 

日経225先物取引は個別株と同じ日中の取引に加え、
16時30分〜翌日午前3時までの取引が可能です。

 

夜間に取引ができるということは、日中に時間がとれない方にもチャンスがあり、
さらに欧州やアメリカなどの市場が動いている時間に取引ができるメリットがあります。
夜間での突発的な出来事や外国市場の動向に合わせての売買ができるので、
個別株のようなオーバーナイトリスクが軽減できます。

 

日経225先物取引のポイント3「売りからでも入れる」

先物取引は個別株の信用売り(空売り)と同じように売りから入ることもできます。
なので、日経平均株価が今後下がりそうだな〜と予想する場合には、
先物を売り建てることで利益が狙えます。
先物を売り建てた場合、日経平均株価が下がれば利益、上がれば損失です。

 

先物の売りは個別株を保有するときのリスクヘッジに有効です。

 

これはどういうことかというと・・・
どんなに将来有望な株を見つけたとしても、
大きなショックや事件などで、市場全体規模で暴落が起きる場合には、
有望な株でも値下がりしてしまうことがあります。日経平均の暴落です。
このとき、保有株と同規模の先物の売りを建てておくとこのリスクを回避できます。
例えば、個別株の保有を200万円分、先物売り建て200万円と仮定しましょう。
(ミニ1枚程度の規模ですね。)
日経平均株価が半額になったとすると、先物売りは100万円の利益となります。
ここで、保有している個別株が200万円→150万円の損失で済めば、
差し引きで50万円の利益になります。
(※ 逆に、日経平均が上昇する場合には、先物の売り建てが損失となります。)

市場全体の動向に左右されず、純粋な「その株の強さ」に投資する手法です。

 

 

 

先物取引はオプション取引と組み合わせて高度なポートフォリオを構築できる!

 

個別株と先物の売買を組み合わせることによって
リスクヘッジが可能だということは上記しました。
ですが、オプション取引を組み合わせることによってさらに高度な戦略をとることができます。
これについてはオプション取引についての記事でご説明しますのでご参照ください。

 

注意点もあります。

前述した通り、先物取引は高いレバレッジがかけられるので、
リスク管理を怠った場合には大きな損害が発生する可能性があります。
初心者の方は先物を積極的にトレードしていくというよりも、
個別株のリスクヘッジに少量だけ売り建ててみることを
始めの一歩としてみるのが良いと私は考えています。
少ない資金でレバレッジをかけて取引できるので、
現物株を買った後の少ない資金で保険がかけられるわけです。

 

また「銘柄研究をする必要がない」という謳い文句で、
先物取引のメリットであると言われることも多々ありますが、
先物は先物で様々な事柄や複雑な要因で値段が動いていくので、
一見シンプルですが実際に取引してみると、
将来の予測はとても難しいことがわかりますので、ご注意ください。

 

SQとは?

日経平均や日経先物の動きを見ていくと、「SQ」という言葉が出てきます。
SQとは「Special Quotation」の頭文字を取ったもので、「特別清算指数」と呼ばれます。
慣れていない方は特別清算指数と聞いてもピンとこないでしょうから
簡単に言うと、「先物が清算されるポイント」のことです。

 

個別株の制度信用取引が6か月で清算されるように、
先物は月ごとに清算されていきます。

 

先物のポジションを持ったまま限月のSQに入ると、強制的に決済されます。
(SQは金曜の朝に算出されるので、実際に取引できるのは前日の木曜日までです。)
3、6、9、12月の第2金曜日にメジャーSQ(ラージ、ミニ、オプションが対象)があり、
それ以外の月の第2金曜日はマイナーSQ(ミニ、オプションが対象)があります。

 

実際に日経先物を見てみると「〜月限」と語尾についています。
例えば10月限の場合は10月の第2金曜日に清算される、ということです。

 

ちなみに、限月によって先物の価格はそれぞれ少しずれています。
なぜ同じ日経平均なのに価格が違うかと言うと、
金利や個別の配当利回りが先物の価格に織り込まれているからです。

 

 

☆★ちなみに、SQを見ていくと「幻のSQ」という言葉を見かけることがあるかもしれません。
幻のSQについてはコチラのサイトさんに詳しい解説があります。
引用させていただくと・・・
・幻のSQとはSQ日の日経平均株価がSQ値にタッチしない事
・原因はSQ値と日経平均の算出方法の違い
(SQは全ての銘柄が寄りついてから。日経平均は寄ってない銘柄については前日の基準値が使われる。)
・幻のSQはどういう意味を持つのか?というと、
上に幻のSQが出れば相場は弱い。
下に幻のSQが出れば相場は強い。
という判断ができるようです。