・株式が売買される市場ってどういうもの?

株式が売買される市場ってどういうもの?

日本で一番大きな株式市場は東京証券取引所です。略して東証と呼ばれています。
次に大きいのが大阪証券取引所で大証と呼ばれています。(2013年7月より東証と大証は統合しました。)
他にも、福岡の福証、札幌には札証がありますね。
東京証券取引所はこんな感じ。
 
2013年7月に東証と大証が統合しました。↓の情報は統合以前のものですが、参考資料として残しておきます。

東京証券取引(通称:東証)。その中でも市場分けがある。

そして東証には一部と二部とマザーズという3つの市場があるというのを知っておきましょう。
東証一部とはみなさんが知っている日本を代表するような大きな企業達のグループです。大きな企業ですから、中小企業に比べれば倒産のリスクは小さいと言えますので、最初は東証一部の銘柄を売買していくようにしましょう。
東証二部は一部には達していないがある程度の力を持った企業達が集まっています。
東証マザーズはベンチャー企業などの新しい企業達の集まりです。新しく若い企業が集まっていますから中には爆発的な成長を見せる企業をあります。
現在、東証一部の銘柄数は約1700、二部は約400、マザーズは約180、となっています。

 

大阪証券取引所(通称:大証)。こちらも[一部/二部/新興]というような市場分けがある。

大証にも一部二部とありますが、東証に比べれば規模は少し劣ります。
東証にマザーズがあるように、大証にも新興株のグループがあります。これをJASDAQと言います。
JASDAQにはスタンダードとグロースがあります。スタンダードは一定の実績を持つ企業で、グロースはまだ実績はないがこれから期待できる企業、といった感じです。でも、スタンダードだからといって安心というわけでは必ずしもなく、JASDAQはスタンダードもグロースもまとめて新興株と思っていてください。
現在、大証一部の銘柄数は約500、大証二部は約200、JASDAQは約900、となっています。

日本国内にもたくさんの種類の市場があり、それぞれ上場している企業も違う。

 

2013年7月16日に大証と東証は現物市場を統合しました。

上記のオレンジの枠内の情報が統合以前のもので、現在は東証と大証の統合により↓のようになりました。

(東証のホームページより引用させていただきました。http://www.tse.or.jp/rules/togo2013/より。)

 

 

取引が行われる時間

取引所は平日の昼方のみ開かれています。土日はやっていません。また、祝日もやっていません。
東証は、朝9時に開かれます。11時半から12時半まで昼休憩が入って15時に閉まります。
この朝9時から11時半までを「前場」と言い、12時半から15時までを「後場」と言います。
そして、前場と後場を合わせて市場が開かれている時間を「ザラ場」と言います。
朝9時に始まり最初に売買が成立することを「寄りつく」と言い、15時に終わるときを「引け」と言います。
図で表すと↓のようなイメージです。

そして大証も基本的には同じなのですが、引けが15時10分なので、東証よりも10分長いです。
2013年から大証のこの10分間がなくなり、引けの時間が15時に統一されました。
また、大証には夕方から夜の部もあります。これをナイトセッションと言います。
夕方の16時半から深夜2時55分までがナイトセッションです。
また、大証には日経平均先物取引ができるというポイントもあります。先物取引は略して先物と呼ばれています。
先物取引についてはまた後述しますが、簡単に言うと「日経平均株価自体を売買するもの」です。
日経平均13000円のとき先物を買って、14000円になったときその先物を売れば利益となります。
そんなものかと最初は思いますが、これを応用した売買がたくさんあり、先物は市場にとって非常に大きな役割をしています。

 

とりあえず、基本的に市場は平日の9時から15時までだけ開かれていると覚えておきましょう。
ちなみに売買が行われるのが9時からですが、売買の注文自体は8時から受け付けられていて、どんな注文が出されているかというのは9時前から板を見て確認できますので、9時前からその様子に注目してどんな雰囲気にあるか見ておくと良いと思います。

 

日経平均株価とTOPIX

市場について学んだので、日経平均とTOPIXについても知っておきましょう。
どちらも日本市場の値動きを表しています。
日経平均は日本トップクラスの大企業225社の株価の平均です。
ちなみに、入れ替わったり、株式分割して株価が変わったり、など色々と複雑な事情がありますので
日経平均は、実際の株価の平均とは異なりますが、日経平均が上がった下がった、今いくらかというのを見れば
日本市場の動きをつかむことができます。
日経平均が225社から構成されるのに対し、TOPIXは東証一部全体から構成されます。
なのでどちらかと言えばTOPIXを見る方が正確な値動きをつかめるとは思うのですが、
日経平均には先物やオプションもからんでいたりして市場にかなり強い影響を持つので
日経平均も見逃してはなりません。

 

余談ですが、日経平均株価は225社の実際の株価の平均数値とは実は一致していません
なぜなら、株価分割などで株価が動いた場合や単元の違いも考慮されているからです。(これを聞いてよくわからない人は、わざわざ調べたりせずこのまま聞き流しても大丈夫です(笑))
複雑な過程を経てきているので、純粋な数値を使っているわけではないんですね。
でも、指標としてはきちんと機能していますので。↑の話は雑学として受け止めておいてください。

 

 

ちなみに日経平均というのは銘柄によって寄与度が違うのですが、
ユニクロを運営するファーストリテイリング社の寄与度がずば抜けて高く、
ファーストリテイリングが動けば日経平均も動くという現状です。
なので先物やオプションの動きとからめてファーストリテイリングの株価も大人達にグイグイ動かされてますね。恐ろしい。。。