季節と株価。上がる月、下がる月?

・季節と株価。上がる月、下がる月?

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よく株価と季節には連動性があると言われています。
一般的には年明けから5月ごろまでに上昇し高値をつけ、
5月からは下落していくという説が有力
だと思います。

 

また、月ごと短期間での値動きと考えていくなら、大事なポイントは
「決算期」や「権利確定日」に注目です。
株主優待の権利(3月や9月)やETFの分配金(7月)などの確定日には
それらを狙った売買が増えるため、一般的には株価が一時的に上昇する傾向にあります。

そして、決算期(5,6月や10,11月ごろ)には市場が神経質になるために一般的に株価は下落傾向です。
また、お盆などの長期休暇では、投資家達も休みを取ることがあり、
市場が閑散として株価が軟調になることもあります。

ヘッジファンドなどの大口の動きはある程度つかめるところがありますので、
そこを考慮していけば株価の流れについていけるかもしれません。

有名なところで言うと5月6月あたりがファンドの決算期になっていて、
株価が調整され下落することがあります。
「Sell in May(5月に売れ)」という有名な格言もありますね。
2013年も5月上旬までは強力な株価上昇がありましたが、
下旬になって一気に上げ幅を消し去るようにsell in mayとなってしまいました。

 

検証してみた

こういう相場と季節や時期の連動性については検証がなされていて、
ある程度は信用できるものもあると思いましたが、
見ていて、どうも検証データが少し古めのものが多かったので、
最近のデータでこれらの話が当てはまるのかどうか調べてみました。
以下に最近10年間(2004年〜2013年)の株価を調べ、
月ごとの終値でまとめてみました。
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ピンクのところがその年の高値青いところがその年の安値を表しています。)

 

5月ごろに高値をつけるというケースは最近でも確かに見受けられます。
しかし、パッと見で気づくと思いますが、12月に高値をつけるケースが多いですね。
以前は「12月が底値をつけることが多い」とさえ言われることも多かったですけどねー…。
もしかしたら、語られる株価のアノマリーが変化し、これからは
「株価は12月、年末で高値をつけることが多い」というのが定説になるかもしれませんね。
安値に関してはバラバラですね。ここに関してはなんとも言えませんね。

 

 

非科学的とも言えますが、こういうことも頭の片隅に置いておくと、
いざというときに役立つかもしれませんね。
例えば、sell in mayを警戒していれば2013年5月の大幅下落に対しても、
空売りで入って大きな利益を出すこともできたでしょう。