・本屋に並ぶ株関連の書籍。読むべき本とそうでない本

本屋に並ぶ株関連の書籍

家の近くの本屋さんでも、都内の大型書店でも、
株取引に関する書籍がたくさん置かれているのをよく見かけるようになりました。
これもアベノミクス効果によるものが大きいと思います。
今まで株取引に興味がなかった人たちが興味を持ってくれるのは
とても私個人としても嬉しいことなのですが・・・
少し気になるところがあります。

 

それは、実際読んでみると「なんだこれは・・・?」と思えてしまう内容の書籍もあるということです。
非常に失礼な事を申し上げているのは承知の上ですが、私自身も消費者の立場です。
また、こんなにたくさんの本が世の中にあれば、
いわゆる良書というものもあり、そうでないものもあるのが事実です。
みなさんにはやはり、良書を読んでいただきたいです。当たり前ですね。
良書かどうか、タメになるかどうか、というのは読む本人によって異なるとも思いますが、
ある程度は客観的に区別ができると思います。

 

私の主観ですが、良書だと言い難いものの特徴としては

  • 筆者の主張や結果ばかりを記述していて、根拠についての記述が弱いもの。
  • 筆者が自分の考えに自信を持ちすぎていて、柔軟性がないもの。
  • 理論ばかりが先行していて、実践にあてはめがたいもの。

・・・といったところですかね。
ポイントとしては「実践で本当に使えるかどうか」が一番重要だと思います。
本を買って読んで「この理論は素晴らしい!!」といかに納得できても、
それで実際に取引をして利益を出せなければ意味がありません。
やはり本を書く人もプロなわけですから、一般庶民が何も知らずに読むと
「これはすごい!!ここに書かれている通りだ!これなら必勝で利益がどんどん出せる!」
と思えるような書き方をしているわけです。
・・・なので、ちょっと決めつけかもしれませんが、
自分に自信を持ちすぎていて自分で「〜〜理論」という風に、
自らブランドをつけているようなものは少し疑ってかかるぐらいがちょうどいいと思います。
そういう人のことをダメだ!と言っているわけではありませんよ。
そこは勘違いなさらないでくださいね。(笑)
いかに素晴らしいことを説かれても、それを盲目的に信じていると、
結果的に売買で利益を出せなくなってしまいがち、だと私は考えているのです。
考え方の根拠が何より重要です。上記で上げた3点は、
実は根底の部分で通じていて、つまり何が言いたいかというと

「それをあなたが自分のものにできるかどうか」というところが大事なポイントだと思います。
根拠が曖昧なものは読み手が根本から内容を理解できず、結局実践では使えません。
また、筆者の考えが強すぎるものも、鵜呑みにせず、冷静に見てみましょう。
筆者が「絶対〜〜」「このときは〜〜、このときはーー」というように決めてかかっているものは、
パッと見はわかりやすくて「それに従えば儲かるんだ!」と初心者は食いつきがちですが、
世界の経済も各市場も365時間24時間常に変化していくこの世界で絶対などないのです。
仮に、主張者が自身の経験に基づいて自信を持って主張しているとしても、
初心者とは経験値も知識も前提も違うわけですから、使えないんです。

 

・・・と少し興奮気味に話してしまって申し訳ありませんが、
逆に、私が是非お勧めする書籍をみなさんにご紹介したいと思います。

 

★まずはウィリアムオニールの「成長株発掘法」です。

個人投資家が大きく儲けるための「成長株への投資」について詳しく書かれています。
成長株はグロース株とも呼ばれ、短期で大きく上がる株を指します。
割安な株を狙うバリュー投資とは対照的に、割高でも積極的に攻めていくスタイルです。
この本の何が素晴らしいかというと、手法や考えについて極めて具体的であり、
例も多く挙げられていて、わかりやすいという点です。
投資に関する書籍は有名な著名者や凄腕のトレーダーの方が書いた本であっても、
中身が抽象的であったり難解すぎるものが結構多いのですが、
この本はとにかくわかりやすい。読者の実力向上に直接働きかけてくれる感触です。

 

★続いてこちら「投資で一番大切な20の教え」です。

こちらはバリュー株投資について詳しく書かれている本です。
私自身グロース株投資に注力していますが、それでもこの本は勉強になります。
特に市況が悪いときにバリューは力を発揮するので、
この本を読んだおかげで、下げ相場であってもうまく対処できるようになりました。

 

上記の2冊はとても人気があり、投資をやる方なら必読と言える2冊なので、
是非とも読んでみてください。