・アルゴリズム(高速取引)による株価の動き

アルゴリズム(高速取引)による株価の動き

 

こちらの記事は基本的な事項について記述しています。
発展的な内容に関してはこちらの記事を参照してください。

 

最近話題の高速取引「アルゴリズム」

最近コンピューターによる高速取引が話題になっています。
株価の大幅な騰落を作り上げているとも言われています。
コンピューターが複雑な計算を瞬時に処理して
最適な売買注文を出したり引いたりをひたすらものすごい速さで繰り返すものです。
アルゴリズムにもそれぞれのプログラムで性格が違うようで、一概に言えないのですが、
例えば株価上昇が行き詰るとアルゴリズムがそれに反応して厚い板を被せて売り崩しに行く、だとか
上昇しているときは買い注文を出しまくってさらに株価を上げる、だとか
色々なところでアルゴリズムによる影響を受けているみたいですね。
一般的にアルゴは順張りに強いと言われています。なので一度上昇するとドンドン伸びていきます。
もちろん行きすぎると今度はアルゴリズムが反転を狙い始めたりもします
そして例の1つに、地震アルゴというような種類もあって、地震のニュースが流れた瞬間に
「地震」というニュースのワードに反応して持ち株を売り払うようなアルゴも存在するようです。

 

アルゴリズムは情報とパワーとスピードを持っている強者

ばっさりと言うと、アルゴは力があって速さもあって正確ですから、とても強いです。
アルゴは個人の売買もしっかり見ていて、
新規の買いや売りがどのくらいで、返済買い返済売りがどのくらいか、など
個人ではつかむのが難しい情報も持っています。全体の注文は全て把握されています。
それを元に売買を仕掛けてきます。恐ろしいですね。
でもアルゴがあるから個人の人間じゃ太刀打ちできないと悲観する必要もないと思います。
アルゴが読めるようになれば、それで活路が見えてくる部分もあります。

 

アルゴリズム対策の第一歩は、当たり前ですが「アルゴを良く知ること
そして次に「実際の相場で現れたアルゴをアルゴと見抜くこと
この2つが特に重要です。

 

2011年横浜市在住のトレーダーが摘発されました。
アルゴリズムは売買注文量にもすぐに反応して計算するので、
彼はアルゴを呼び寄せる目的で見せ板を出して、アルゴに株価を動かさせて利益を得たそうです。
そこまでアルゴリズムを分析した彼の能力はすごいと思います。。

 

これは見せ板なのでやってはいけない例ですが、
アルゴリズムについていく、逆をつく、ということで利益を出す方法もあるということです。

 

市場に現れるアルゴリズム取引の例

まずは上記で紹介したように、ニュースのワードで反応して売買するもの。

東日本大震災の反省から、地震には特に敏感になっているようです。
震度3や4の地震でも反応的に売り込まれ、株価が下落という例もたくさんあります。
ただし、これは個人にとってはそこに反応して押し目買い的に安く買えるという
チャンスでもあると思うので、この関係で持ち株が下がっても慌てない、
下がりすぎたものは買いのチャンス、だと思っていけば立ち向かえます。

 

アルゴは小口の注文を個人の売買だとみなし、対策を打ってくる

アルゴリズムは小さな注文を個人投資家の売買だとみなしています。
そして、小口の注文状況を把握し、小口の空売りが多く溜まっている場合には、
大きく買いを入れ踏み上げの状況を作り出してくる
こともあります。
そして個人が損失に耐え切れず、損切りの買戻しをして大きく株価上昇させる、
という狙いの仕掛けを打ってくることもあります。
中長期的に株価下落を予想していても、それで空売りが集中した場合には
このように短期的に逆を突いて崩しにかかってくるアルゴもありますので注意しましょう。
このように不意に逆に株価が放たれると、心理的に大きなダメージがあります。
ここで狼狽して雑な売買をしてしまわないように、アルゴを知っておきましょう。
アルゴだとわかればそんなにあわてなくて済むと思います。

 

そして、この例にあるように「アルゴは個人を狙ってくる

アルゴでは個人の空売りの返済買いの指値注文が出されると、その1ティック上で拾うものもあります。
つまり、空売りの返済買いを安くかわせないようにアルゴが高い値段をキープするんですね。
個人が空売りを返済して、ドテン買いすると今度は逆に売り崩しにかかる
アルゴリズムは個人の売買を狙ってきて、とにかく揺さぶりにかかります。

 

少し高等なテクニックですが、このようなアルゴの対策としては、
買い注文の返済を新規空売り注文でしたり、空売りの返済買いは新規買いで行うようにする。
これによりアルゴの判断を鈍らせることができるので対策できると言えます。

 

人間の力を超えた能力を持つとも言えるアルゴリズム。
株式市場で利益を出していくためには無視できない存在です。

 

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