・少ない資産でもたくさん株を買える信用取引。その仕組みとは?

信用取引の仕組みを知ろう

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信用取引の仕組みについて説明します。

 

  • 信用取引とは証券会社にお金を借りて株を買うこと。
  • 他の人から株を借りてきて株を売ること。

この2つができます。

 

そして、口座開設のところでにお話ししましたが、
信用買いなら資産の約3倍の額の株を買えます。
売りについても資産の3倍です。
だから、100万円持ってるとしたら300万円分の株を売り買いできます。
信用売り(=空売り)は下落場面でも利益が出せるのでチャンスが広がりますね。

 

なぜこんなことができるか

現物で100万円の株を買い値段が変動したとしても、
100万円の株なら、数日で数万円動くのが普通です。
なので、大きく損をしても90万円に減ったり、儲けても110万円になるぐらいが通常です。
100万円で買って90万円で売るなら、実際の変動は10万円だけですよね?
残った90万円は最初から最後まで何も変わらず・・・
だったら最初から差金だけあれば売買してもいいんじゃないか?ということで信用取引が存在しています。

 

そして、信用取引とは現金を担保にその3倍の額の取引ができるわけですが、
担保は現金じゃなくてもいいんです。現物株でもいいんです。
つまり現物の株を買って、それを担保にさらに信用で株を買えるんです。
でも現物株を担保にするときはその現金のときと同じようには信用枠はもらえなくて、
その現物株の時価の8割以下でしか評価されません。
つまり100万円分の現物株を持っている場合80万円と評価されその3倍で240万円分信用買いできます。
これで全部買うとすると80+240で320万円分株を買えますね。
このように株を買ってさらにその株を担保に信用取引をすることを「二階建て」と言います。
二階建ては自分の資産を目いっぱいかけてるわけですから、もちろんチャンスもリスクも大きいです。
二階建てはもちろん、そうではなくても信用取引で枠いっぱい使って取引するのは危険なので、おススメしません。

なぜ危険かというと、単純に額が大きくなるから、というのもそうですが・・・↓↓

 

信用取引での体力切れを表す「追証」

追証」というものがかかわってきます。
よく相場が大幅下落をした後に「明日は追証投げが出る」とかいう話が出てきます。
追証を説明します。
さきほど現金だと3倍の額取引ができると言いましたね?
100万円持っていれば300万円です。
これで300万円フルに使って100円の株を3万株買ったとしましょう(危ないので良い子はマネしない(笑)
そして株価が10円上がったとすると3万株持っているので30万円の含み益です。
これで決済すれば30万円の利益がそのままもらえます。資産は100万円から130万円になります。
逆に、含み損を出したとしましょう。
株価が10円下がってしまいました。すると差額10円×3万株持っているので30万円の含み損です。
そうすると、まだ、決済していない状態でも、資産は70万円まで減っているとみなされます。
そうなると信用枠300万円分使って取引しているのに、70万円では足りませんよね?
このとき「追証」が発生します。
「あなたの信用買いした株を維持するには、担保をまた持ってきて入金してください。」という意味です。
この場合の300万円の信用買いを維持するためには、
70万円に30万円を追加入金して資産100万円にしないとダメです。

そして追証というのは、一度発生したら、株価が回復してもダメなんです。
1度発生した不足分を入金しなければなりません。

 

このとき、信用取引額の1/3の担保を持っていればいいわけですが、
それを表すパーセンテージを維持率と言います。
1/3をキープすればいいわけですから約33%を維持すればいいんですね。

 

あと追証と似たようなものに追加担保発生があります。
これは維持率3割は保っているが、そもそも信用取引がスタートできる30万円を割ってしまったとき
その30万円を修復するための新しい担保を入金してください。ということです。
つまり、資産30万円で信用取引で10万円分株を買ったとします。(だったら現物で買えって話もありますが、、、)
そしてそれが含み損5万円を出したとします。すると資産は25万円に減ったとみなされます。
信用買いの株は10万円分ですからその1/3すなわち34000円ほどあれば、維持率としては問題ありません。
でもそもそも信用取引は30万円の資産がないとさせてくれないというルールがありますから、この場合アウトです。

 

 

このように全資産目いっぱいの取引をすると、信用取引では大きな額を動かせるメリットもありますが、
すぐに追証が発生してしまい、持ち続けられなくなるというデメリットもあります。(本当はその前に損切りしろって話ですが・・・)

 

ちなみに、信用買いをして持っている株や信用売りをして売に出している株のことを「建玉」と言います。

 

あと、基本的には申し上げました通り3割のの担保を持っていれば信用取引はできますが、
たまに4割必要だとか、そのうち現金は何割必要だとか、厳しめに設定されている株もあります。
そして、銘柄によっては空売りを禁止している株もあります。
銘柄によって、というものなのではっきりとは言えませんが、大体こういう株は新興株などの動きが激しい銘柄に多いです。

銘柄によっては信用取引に対して条件が厳しい。

 

信用取引の大きなメリット

さらに!!信用取引の大きなメリットとして、同じ資金を同日に何回転もできるということです。
現物取引だとできません。これはどういうことかというと、例えば自分の手持ち資金が100万円だとして、
ある日100万円の株を買ったとしましょう。そして、それがすぐに120万円まで値上がりして、売ったとしましょう。
そうすると手持ちの資金は120万円になりますよね。その120万円は同じ日に売買に使えません。これが現物取引のルールです。
一度売買に使った資金は、値上がりしようが値下がりしようが再び売買することができません。
なので、100万円の株を買ったら、その日できることはその株を売ることだけです。売って戻ったお金で再び株を買うことはできません。
信用取引の場合は同じ資金を同一日に何度も売買に使えるので、その分チャンスが増えます。
ちなみに、現物取引で株を持ち越した場合は、翌日はその株を売ってそのお金で株を買うことはできますが、そこまでで終わりで、それをまた売ることはできません。
なので、一日で買いから始める場合は買い→売りで終わり、売りから入る場合は売り→買いで終わりです。これが現物取引のルールです。